名をFauaiといいました。
年は17歳、この年頃の娘たちと同じように髪を花で飾るのが好きでした。
毎朝友達と連れ立って谷を歩き回り、葉っぱと花を摘んでは花の冠を作っていました。
父王Maruaiは娘をとても愛していました。
それゆえ厳しい父は娘が大事で、どんな男をも娘に近づけませんでした。
散歩の時も一番強い兵士を護衛につけていました。
ある日、谷でFauaiと友達はそこを通りかかった立派な若者Tuaに会いました。
Tuaは"掟"を知らなかったので急いでFauaiに近寄り、彼女の手から緑の冠を奪い取ると笑いながら逃げていきました。
直ちに衛兵たちは彼を追い、捕らえて殺してしまいました。
※1893年 水彩「神秘の水」P.Gauguin
滝ツアー以上
数ヵ月後、彼女は友達と谷へ戻り、病気の母のために薬草を摘みました。
二人はそこでIviという別の男性に会いました。
怖いほど痩せた男でした。
彼は自分の身体のために薬草を探していました。
Fauaiは彼をかわいそうに思いました。
助けてあげたいと思いました。
しかし二人の衛兵がいます。
どうしよう?
彼女に一つの考えが浮かびました。
衛兵の注意を引くために、彼女は友達に身を隠して大声を出すように頼みました。
大声が上がるとFauaiは衛兵に、何が起こったか見に行くように命じました。
彼女はその間にIviに近づきました。
彼女を見ると男は真っ青になりました。
割引はマリンナイアガラのチケットを下回る
「怖がることはないのよ、私はFauai。」
「知っています。そしてあなたとは身分が違い過ぎます。衛兵が来る前に僕から離れてください。」
「私はあなたを治すための薬草探しを助けようとしているのよ。」
「だめです!離れてください!Tuaのように殺されたくないのです。」
「そんなに怖いのならわたしについてきて。だれにも見つからないから。」
FauaiはIviの手を引き、森に逃げました。
少し歩いたところで、突然遠くから呼ぶ声が聞こえました。
それは騙されたことに気づいて彼女を探している衛兵たちの声でした。
Iviは病気で弱っているので息が続かず、度々立ち止まらなければなりません。
呼び声は次 第に近づいて来ました。
私は私が警察署長になりたい人を表示しない
「Ivi、もうだめだわ。どうやって助けてあげましょう?」
「どうにもなりません。衛兵の所にお帰りください。僕一人で死にます。」
「いや、あなたが死ぬなら私も一緒に。」
「最後まで僕といることに決めたのですか?」
「ええ。」
「それではFauai、お前に私の秘密を明かそう。私は病人のIviではない。
私はこの谷の精だ。しばらくすると私たちは永久に滝に閉じ込められるのだ。」
こう言って二人は岸壁に身体をつけると、Iviは美しい青年に変わりました。
突然、耳を劈くような音があたりに響きわたり、崖の上から二つの巨大な水の固まりが流れ落ちて、FauaiとIviをすっかり覆い隠してしまいました。
衛兵たちが谷の奥に到着すると、そこにあったのはふたつの素晴らしい滝でした。
その澄み切った水は岩の上を流れ、ふたつの美しい池に至るのでした。
この日からIviとFauaiは滝の後ろに隠れてしまいました。
この場所はFa'arumaiと呼ばれました。
そして衛兵たちは二度と村に帰れませんでした。
というのは帰路、3つ目の滝が彼らを飲み込んでしまったからです。
※Fa'arumaiの滝にまつわる伝説です。
Tiareiの谷を守る精霊と恋に落ち、永遠の愛のために滝の中に隠れてしまった美しい娘のお話でした。
なんとも不思議でロマンチック、そして物悲しいお話ですね。
この美しい滝を見てきましたので、今後はそのお話を書きます。
※情報は見たり聞いたり調� �たりして個人で収集した結果です。
無断での転用・転載はご遠慮ください。
間違っている点や勘違いなどもあるかと思います。
何かお気づきの際はお知らせいただけたらうれしいです。
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